ドライアイスの力/ドライアイスを保冷ボックスや段ボール箱に入れて温度を測定
「ドライアイス」をウィキペディアで調べてみました
- 【ドライアイスとは】
ウィキペディアによるとドライアイス(英: dry ice)は、固体二酸化炭素の商品名である。
生鮮食品の冷温保管・輸送などに用いられる。
固形炭酸、固体炭酸とも言う。
▼ドライアイスは常圧環境下では液体となら無い。直接気体に昇華する。
(昇華とは、固体が液体になること無く、直接気体になること)
▼ 比重: 1.56 昇華温度: −78.5 ℃(1気圧において)
▼昇華潜熱: 573 kJ/kg (137 kcal/kg)(1気圧において)
▼冷却能力は同容積の氷の約3.3倍となる。
ドライアイスを空気中に置くと、空気中の水分が凍り、白煙が発生する。
ドライアイスの力(保冷ボックス)
- 上記のドライアイスの特性を生かして危険物配送における利用するにあたっての温度の観察実験をしてみました。
▼荷室に保冷ボックスを置く
▼保冷ボックスにドライアイス(茶紙包装①)を10㎏を入れる
▼ドライアイスを包んだ茶紙の上に温度計②を設置
▼保冷ボックスの底に温度計③を設置
▼保冷ボックスを閉じ蓋の上に温度計④を設置
▼保冷ボックスの蓋を閉めて温度を測定
▼因みに、直接ドライアイスの上に温度計を乗せると-40℃以下になります。
(-43℃以下になると温度計が凍って測定不能に!)

▼保冷ボックスにドライアイス(茶紙包装①)を10㎏を入れる
▼ドライアイスを包んだ茶紙の上に温度計②を設置
▼保冷ボックスの底に温度計③を設置
▼保冷ボックスを閉じ蓋の上に温度計④を設置
▼保冷ボックスの蓋を閉めて温度を測定
▼ドライアイス(10㎏)を包んだ茶紙の上に設置した温度計②は、-26℃を示した。
▼因みに、直接ドライアイスの上に温度計を乗せると-43℃以下になります。
(-43℃以下になると温度計が凍って測定不能に!)


▼保冷ボックスの底に設置した温度計③は、-40℃を示した。


▼保冷ボックスの蓋の上に設置した温度計④は、+14℃迄を示した。


ドライアイスの力(発泡スチロール箱)
- ※発泡スチロールの箱に温度計を入れた樹脂製食品保存容器をセットしドライアイスを入れて冷却効果など温度を調べてみました。
▼①温度計をエアキャップで包みました。
▼樹脂製食品保存容器にエアキャップで包んだ温度計をセットしました。

▼②上記を発泡スチロールの箱に入れ
温度計を入れた樹脂製食品保存容器の周囲にドライアイスを約1㎏を置きました。
▼勿論、発泡スチロールの箱の蓋を閉じ温度を測定しました。

▼測定が始まるとすぐに温度が下がり始めました。
▼グラフのように温度は急降下しました。
▼測定を始めてから約45分で-43℃を表示しすぐに測定不能となったので温度計を取出しました。
(温度変化を示すピンクの線の途中の区切り線と区切り線の間隔は5分です。)
※製品とドライアイスが密着すればするほど温度が低くなります。
測定日など/2020年11月15日 午前9時30分から10時15分
ドライアイスの力(段ボール箱)
- ※段ボール箱に温度計を入れた樹脂製食品保存容器をセットしドライアイスを入れて冷却効果など温度を調べてみました。
※外気温24℃/荷台温度17℃/ダンボール箱サイズ32×22×H23
▼①温度計をエアキャップで包みました。
▼樹脂製食品保存容器にエアキャップで包んだ温度計をセットしました。
▼上記をダンボール箱に茶紙を敷いた上に置きました。
▼樹脂製食品保存容器にエアキャップを4枚ほど敷きました。
▼②エアキャップの上にドライアイスを3㎏を置きました。
(写真はドライアイス1㎏です。)

▼②のようにした場合は、-34℃を示しました。
(1㎏では温度が下がる反応が遅かったので3㎏に変更後温度は急激に下がりだしました。)
▼段ボール蓋をテープで閉めて、温度計を段ボール箱の蓋の上に設置して、ダンボール箱の外側の温度を測ってみました。
▼③ダンボール箱の蓋の上の温度計は、+5℃を示しました。
(段ボールの内側に隙間なくドライアイスを敷き詰めた場合は、内側、外側の温度計が示す温度は更に低くなると考えます。)


▼実験は、2020年11月13日午後3時から午後9時までの6時間
※外気温20℃/荷台温度17℃/
※ダンボール箱サイズ32×22×H23
▼使用したドライアイス(3㎏)は70%位になっていました。

全国配送対応先リスト
- ■赤帽冷凍冷蔵クール便は、全国配送に対応しています。
(フェリー使用する場合は相談)
◆北海道方面(札幌市,旭川市,苫小牧市,函館市)/東北方面/青森県(青森市,八戸市,水沢市,弘前市)/岩手県(盛岡市,一関市,花巻市,)/宮城県(仙台市,栗原市,丸森町)/秋田県(秋田市,横手市)/山形県(山形市,東根市,寒河江市,新庄市,鶴岡市)/福島県/関東方面/茨城県(水戸市,古河市,つくば市,日立市)/栃木県(宇都宮市,小山市,真岡市)/群馬県(前橋市,高崎市,太田市,伊勢崎市)/埼玉県(羽生市,行田市,熊谷市,深谷市,本庄市,上里町,狭山市,所沢市)/千葉県(千葉市,成田市,柏市)/東京都/神奈川県(横浜市,川崎市,伊勢原市,海老名市,藤沢市,鎌倉市,厚木市)/信越方面/長野県(長野市,松本市,飯田市,上田市)/新潟県(新潟市,長岡市,上越市)/山梨県(甲府市,勝沼市,南アルプス市,大月市)/北陸方面/富山県/島根県/石川県/福井県/東海方面/愛知県(名古屋市,豊田市,小牧市,春日井市)/岐阜県(大垣市,各務原市)/三重県(津市,鈴鹿市,四日市市,松阪市)/静岡県(浜松市,富士市,富士宮市,沼津市,伊豆の国市)/関西方面/大阪府/滋賀県(大津市)/京都府/兵庫県(神戸市,姫路市,加古川市,西宮市)/奈良県/和歌山県/中国方面/岡山県(岡山市,倉敷市,総社市)/鳥取県/島根県/広島県(呉市,福山市)/山口県/四国方面/愛媛県(松山市)/香川県(高松市)/高知県/徳島県/九州方面/福岡県(福岡市,北九州市)/佐賀県/大分県/熊本県/宮崎県/長崎県/鹿児島県/沖縄/